2013.10.10
日本では生きものたちを間近で見たり、ふれあったりするカフェが人気で、年々バリエーションも増えている。今や癒しスポットの定番とも言える、生きものカフェの魅力とは? まずは代表格の猫カフェをご紹介!
成熟の猫カフェ文化をご覧あれ!
「ニャフェ・メランジェ」
生きものカフェといえば、やっぱり猫カフェ! 気ままに過ごす猫たちとふれあえるカフェで、発祥は台湾だとか。日本では2004年に第一号店が誕生すると、瞬く間に全国に広がり、猫好きたち、特に住宅事情などで飼えない"猫難民"のハートをわしづかみにした。
恵比寿駅から徒歩3分の「ニャフェ・メランジェ」は、猫カフェが初めての人にも自信を持ってオススメできるお店。猫カフェにはめずらしく、靴を履いたままでOKなのも旅行者にうってつけ。受付と手洗い・消毒を済ませたら、いざ入店!
60~70m2ほどの空間に猫が23匹。なのに、ほとんどにおいがしない! そう、こちらの魅力の一つは清潔感への徹底ぶり。「衛生面にはすごく気を使います。床は毎日スチームモップで消毒しています」と店主の秋元悠見さん。
猫たちがみんな元気で、毛並みがバッチリなのも、こちらのお店の特長。健康管理への努力が伺える。それにしても写真を撮ったり、おもちゃで遊ぶのはもちろん、ただ眺めているだけでも飽きない、癒されるから猫はすごい。人気者になりたい方は「猫のおやつ(100円)」をどうぞ。
猫がいればいいよね!的な猫カフェもある中、こちらはインテリアやカフェメニューにもこだわりが感じられる。「恵比寿はカフェ激戦区なので、カフェとしての居心地も大切にしています」と秋元さん。
猫カフェでずっと猫と向き合うのは意外と間が持たないもの。くつろぎながら、傍らには猫がたくさんいる。そんな贅沢な時間がこのお店での醍醐味。カップなどに描かれたお店のイラストは洗練されていて、世界観もしっかり確立されている。日本の猫カフェ文化の成熟ぶりを象徴するお店だ。
ニャフェ・メランジェ
東京都渋谷区恵比寿 1-7-13 麻仁ビル恵比寿3F 電話:03-5449-4024 営業:月~木、日・祝12時~20時 金・土12時~21時 年中無休(年末年始除く)
http://www.nyafe-melange.com/