2013.10.17
日本では生きものたちを間近で見たり、ふれあったりするカフェが人気で、年々バリエーションも増えている。今や癒しスポットの定番とも言える、生きものカフェの魅力とは? 今回は話題の鳥カフェをレポート!
猛禽類を腕に乗せて気分はハリー・ポッター
「鳥のいるカフェ」
生きものカフェの中で、近年じわじわと盛り上がっているのが鳥カフェ。フクロウなどの猛禽類がいるお店が特に人気の様子。今回お邪魔した木場の「鳥のいるカフェ」は猛禽類、オウム・インコを間近で見て、さらにふれあうこともできるという、鳥好き垂涎のスポットだ。
ビル1階にある店の前に立つと、さっそくガラス越しに鳥たちの姿が。中でも世界最大級のフクロウの一種とされるユーラシアワシミミズクのラクくんは抜群の存在感。
入店料やチャージは不要で、ドリンクやフードをオーダーすればOK。混雑時以外は時間制限もない。取材時、バードスタッフと呼ばれる常駐の鳥たちの数は猛禽類、インコ・オウムともに7羽ずつだった。
バードスタッフがいるのは基本的にガラスケースの中。「衛生面に配慮しながら、鳥たちを間近で見ていただくためです」と店長の鳥山美佳さん。顔を上げると目の前にルリコンゴウインコがいる席などは、かなりの迫力。これはディープな鳥好きが集まりそう!と思いきや「マニアの方はもちろん、もっとライトな感覚のお客様も多いです。めったに会えない生きものなので、SNSに写真をアップすると盛り上がるみたいですね(笑)」と鳥山さん。
さて、このお店のハイライトは帰り際。ふれあいは500円で体験できるが、こちらも衛生面への配慮からお客さんの退店時に行われる。5羽のフクロウ、さらにタカ(ハリスホーク)のうち好きな鳥を選び、専用のグローブをはめてふれあうことができる。しかも、たっぷり約5分間!
フクロウにちなんだスイーツやビールをはじめ、カフェメニューも生きものカフェ界屈指の充実ぶり。オリジナルのマグネットなど鳥がモチーフの雑貨も豊富なこちらのお店。鳥好きならぜひ!
鳥のいるカフェ
東京都江東区木場2-6-7 セブンスターマンション1F 電話:03-5809-8865
営業:平日13時~21時、休日11時~21時 定休:水
http://www9.ocn.ne.jp/~toricafe/