参道を進むと、朱色の巨大な「楼門」がそびえ立つ。

「楼門」の前には、稲荷大神の使いとされる狐像が2体据えられていて、左の狐は鍵をくわえている。

右の狐は宝珠をくわえている。

五間社流造の「本殿」は、500年以上前に 建てられたものである。「本殿」をはじめ、 境内の多くの社殿が国の重要文化財に指定されている。

千本鳥居を進んだ先にある「奥の院」には、狐を象った絵馬がずらりと並ぶ。それぞれ違ったユニークな狐の顔が描かれている。

定番の商売繁盛のお守りと、
開運の効果がある狐型のお守り。（各 800円）

神聖なパワーが頭上に降り注ぐとされる 「拝殿」。頭を守る髪は頭の神様でもあるので、合格祈願もできる。

願い事を唱えながら自分の髪を切り、袋に納めて神殿に供える「献髪」。

切った紙を納める「髪塚」。献納された髪の毛は神官によって日々祈拝が行われる。

絵馬には、美容師の国家試験合格祈願・髪に関する悩みが多くつづられている。

「亀の井」と呼ばれる冷泉。この水をお酒の醸造の際に混ぜると、お酒が腐らないと言い伝えられている。

弓矢で酒樽の底を狙う「樽占い」。
当たると景品も貰える。（矢2本で1回300円）

左から、お酒を飲む人、お酒を販売する人、
お酒を造る人のお守り。（各800円）

2015年の干支「未」が描かれている巨大絵馬。
1月末まで設置されている。

狛犬型の手水。口から水が出る様になっている。手水の他に、境内には至るところに狛犬が奉られている。

狛犬が描かれた絵馬とお守り。お守りには厄除け・開運効果がある。 （絵馬/700円　お守り/500円）

参道の先にあるのは、朱色の鮮やかな南門。ここから回廊内に入る事ができる。高さは春日大社最大の12m。

ご本社の南側にある「夫婦大國社」は、日本で唯一ご夫婦の大國様を祀っており、夫婦円満と緑結びのご利益がある。