2014.06.26
いま、東京のオモチャ店をのぞいてみると、小さくて、高性能なオモチャが目を引く。荷物にならないから、海外からの観光客のおみやげとしても人気だとか。前編では、ペット代わりになりそうな、かしこくてかわいい動物系オモチャをご紹介!
地下1階から地上5階まで、全6フロアに話題のオモチャが
ずらりとならぶ「ヤマシロヤ」。
おじゃましたのは、東京を代表するオモチャの専門店「ヤマシロヤ」。上野駅前という抜群のアクセスと豊富な品ぞろえで、海外からの観光客にも人気だ。
アクアリウムにあこがれるけど、世話が大変そう...。ならば、サカナ型マイクロロボット「ロボフィッシュ」はいかが? 尾びれを動かすリアルな泳ぎは、大人でも見入ってしまうはず。人工水草や砂をレイアウトして、何匹か一緒に泳がせれば、かなりゴージャスな水槽に!
空中では静止しているのに水にいれたとたんに泳ぎ始めるのもちょっとした驚き。水中に入ると通電するしくみだとか。鯉や金魚といった日本らしい種類なら、おみやげにもピッタリ!
全長約4cmのミニチュアペット「じゃれ犬」は、単に眺めるだけではなく、かわいいフィギュアに動いてほしい、じゃれ合いたいという犬好きの方にオススメ。小型犬のテンションの高さをデフォルメしたようなハツラツとした動きで人気だ。
犬たちは好き勝手に動き回るが、囲いを作ってあげると、思い出したように付属の犬小屋に戻ったり、また出てきたりと、一つひとつの動作が愛くるしい。カワイイ!をとことん追求する日本らしいオモチャとして、おひとついかが?
もう、生きているとしか思えない! 「超蝶」は蓋をたたくことで、瓶のなかの紙製の蝶が本物そっくりに動くオモチャ。美しい蝶の動きを見事に再現していて、本物と思い込み「早く放してあげようね」という諭す大人もいたとか。
しかも、蓋を1回たたくと羽ばたきながら飛び回り、すばやく2回、3回たたくと、羽を小刻みに動かしたり、ゆっくり動いたりするなど、本物では叶わない蝶とのコミュニケーションを楽しむことも!
小さな子どもたちに人気の「ミミクリーペット」は、話しかけた言葉をかわいい声でまねしてくれるぬいぐるみ。聞いた音をそのまままねするので、言語は問わない。
シンプルだが、なかなかハマる代物で、大人でも近くにあるとつい話かけてしまう。毎日あいさつを交わしたり、歌を交互に歌ったりするうちに、子どもたちはミミクリーペットに深い愛着を持つようになるとか。
電源を使うオモチャは故障が不安...。そんな方には、電池不要の謎の生物「マジックペット」がオススメ。市販のペットボトルに水を入れ、マジックペットを逆さにならないように入水させれば準備OK。
ペットボトルを握ると、急降下、回転、静止など、さまざまな動きを見せてくれる。種を明かせば、水圧の変化で動く単純なしくみだが、設計の妙なのか、わずかな力でも派手に動く。ボトルを持っていない手で操るように見せかけて、手品として披露しても!
*文中の価格はすべて税込みです。
*掲載しているのは、取材時に販売されていた商品です。来店時、店頭には在庫がない可能性もあります。
ヤマシロヤ
東京都台東区上野6-14-6 電話:03-3831-2320 営業10時~21時30分 定休:元日
http://www.e-yamashiroya.com/
交通:JR「上野」駅、広小路口から徒歩1分。東京メトロ「上野」駅、5a、5b出口から徒歩1分。