国内の原宿っ子なら、誰もが（!?）注目しているイベントが、昨2011年7月からスタートした「HARAJUKU KAWAii!!!!」。原宿系アパレルブランドのファッションショーやアーティストたちのライブがメインの、おしゃれイベントだ。昨年12月には、早くも、会場を東京・大阪の2都市に増やし、第2回を開催するほどの反響を集めている。

イベントを主宰するASOBISYSTEM（http://www.asobisystem.com）に、原宿ファッションについてうかがった。そもそも原宿ファッションとは？　そして、人気の行きつく先は......?!

「『HARAJUKU KAWAii!!!!』のショーでは、雑誌で読者モデルとして活躍する女の子たちを、モデルとして起用しています。原宿ファッションは、原宿のに集まるファッションリーダーたちが流行の発信源。彼女たちは、まさにこのファッションの象徴なんです」。

イベント来場者の中心は、読者モデルと同じ、10代後半から20代前半を中心とした原宿ガールたち。とはいえ、第2回の会場では、ベーシックな服装をした女の子たちや、男の子たちの姿も見られた。また国内では、原宿系雑誌のみならず、ハイファッション誌までもが、こぞって原宿系ショップをフィーチャーしている。原宿ファッションのファン層は、段々と拡大しているのでは......？

「原宿の生み出した"カワイイ"という感覚が、一過性のブームではなく、カルチャーとして定着してきているのを感じています。イベントには、海外のテレビ局なども、取材に来てくださいました。今後は、国内だけでなく海外も視野に入れ、イベントを定着させていきたいですね」

世界の共通語となりつつある"原宿"&"カワイイ"。ファッションフリークなら、これを見逃す手はないハズ。というわけで、続いては、イベントでも大人気だった、東京の原宿系ショップをご紹介！

原宿系を取り入れるなら、まずチェックしたいショップが、「HARAJUKU KAWAii!!!!」第1回にゲスト出演した「6％DOKIDOKI」だ。95年に原宿にオープンした同店は、原宿ファッションの源流ともなったショップ。現在は、海外での認知度も高く、原宿カルチャーの聖地巡礼として訪れる海外旅行客も多いとか！　そんな同店に、原宿ファッションの楽しみ方を教えていただいた。

「さまざまなテイストがある原宿ファッションですが、全てに共通しているのは、自分を満たしたり、表現するためのファッションであること。自由度の高さが、特徴です。ショップのアイテムは、カワイイのなかにある"毒の部分"を表現することをテーマにデザインしています。はじめて挑戦するなら、アクセサリーやスパイスのきいたアイテムを、ひとつだけ取り入れてみては？　きっと、グンとハッピーな気分になれますよ！」

全身をポップにコーデするのは難しそう......という人も、ちょっとしたアクセントとして、「6％DOKIDOKI」流のエッセンスを取り入れてみてはいかが？

アグレッシブな着こなしを楽しみたい人に注目して欲しいのが、こちら！　「HARAJUKU KAWAii!!!!」のファッションショーで、ド派手な柄と色使いが、ひときわ異彩を放っていた「galaxxxy」だ。同ブランドでは、ゲームやアニメとのコラボアイテムも多く生み出しており、原宿っ子のみならず、ギャルやジャパンカルチャー好きの海外旅行者からも絶大な支持を得ているとか。そんな「galaxxxy」に、原宿テイストに着こなす秘訣をたずねてみると......。

「ボディラインを強調しないことや、肌を露出し過ぎないことがコツ。サルエルパンツやバルーンスカートなど、ボリュームのある変形アイテムを取り入れるのもオススメですよ！」

セクシーさではなく、子供っぽいカワイさやポップさを追求するのが、原宿系コーデのポイントといえそう。コツをつかんだら、「galaxxxy」のアイテムで、さっそく全身コーデにトライしてみて！