大仏
大仏とは大きな仏像のこと。具体的にどの大きさ以上が大仏と定義されるのかは決まっていない。
仏教圏の国には大仏は多いが、日本にも全国各地に大仏がある。特に有名なのが8世紀に作られた東大寺の奈良大仏と、13世紀ごろに作られた高徳院の鎌倉大仏。
歴史的なものだけではなく、現在も新たな大仏が作られている。日本ではめずらしかった涅槃仏や、世界最大のブロンズ製仏像としてギネスブックにも登録された牛久大仏など、20世紀以降に誕生した大仏には個性派も多い。
もともとは信仰のために作られた大仏だが、今では観光資源的な側面も併せ持つ。また、芸術作品としての仏像に魅せられ、仏像・大仏の鑑賞を入り口に仏教の世界に触れる人もいる。
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