2013.03.15
12月から5月くらいまで楽しめるいちご狩り。スーパーで買うには少しお高い(?)いちごも、食べ放題でお腹も心も大満足!新鮮ないちごを自分で摘んで食べる楽しみを倍増させる方法をご紹介しよう。
いちご豆知識
寒さでじっくり!たっぷり!甘さをたくわえたいちご
いちご狩りのピークと同じく、いちごの国内出荷ピークは12月から5月頃。 30年ほど前は4~6月が旬とされていた。品種改良やハウス栽培のおかげで1年中楽しめるいちごだが、やはり美味しい時期に食べたいところ。
いちごの甘さと酸味には温度が関係しており、気温が高くなると成長が早く、いちごの酸味が増してしまいすっぱいと感じるそう。気温が低いと成長が遅く酸味が低いため、熟すまでじっくり育ち、うま味もたっぷり貯えられて、味が濃いいちごになるそう (品種によっても異なります)。
たくさんいちごを栽培している場所はどこ?
いちごといえばコレ!と誰もが知っている「とちおとめ」や「あまおう」といった品種を栽培している、あの都道府県の収穫量がやはり上位。
1位 栃木県(とちおとめが有名)
2位 福岡県(あまおうが有名)
3位 熊本県(ひのしずくが有名)
4位 長崎県(さちのかが有名)
5位 静岡県 (紅ほっぺが有名)
(出典:農林水産省の平成22年産野菜生産出荷統計)
では世界的に見るとどうだろう。
いちごは気候は温帯から亜寒帯が適しているため、
熱帯地域では高価な果物として扱われているらしい。
1位 アメリカ
2位 スペイン
3位 トルコ
4位 エジプト
5位 メキシコ
日本はなんと7位!
(出典:農林水産省の平成22年産野菜生産出荷統計)
いちごの育て方にも注目
雨風を避け温度管理をしっかりされたビニールハウスの中で、農家の方によって大切に育てられているいちご。その栽培方法にもいくつか種類がある。家族で、カップルで、お子様と一緒に、など誰と一緒にいちご狩り行くかによって選んでみては。
いちご狩りを満喫するための準備!
連休なら初日、週末なら日曜より土曜、平日ならベスト
連休は混むので後半になるにつれていちごが少ない、なんてことも。せっかくいちご狩りに行くなら美味しいいちごを十分満喫したい!そんな方には、連休なら初日<週末なら日曜より土曜<平日ならベスト!
午前中がおすすめ!
野菜や果物は朝摘みが美味しいと言われる。いちごがなくなり次第その日は終了にしている農園もあるので早めに行こう。夜のうちにうま味をたくわえた冷え冷えいちごが食べられるかも。
必ず電話で予約確認
農園によっていちごの育成状況が違っていたり、団体客で予約がいっぱいだったり。時期によって料金が異なることもあるので、空き状況、育ち具合、料金など直接聞いておくと安心。
ウエットティッシュ
いちごの果汁やコンデンスミルクで手がベタベタになることも。小さいお子様と一緒なら、子供用のエプロンを持参したり、水筒に水を入れて持っていくと安心。
歩きやすい靴
ハウス内では歩きまわったりしゃがんだりするので、歩きやすい靴や汚れてもいいスニーカーなどがよい。女性の場合、ハイヒールはビニールを破ってしまう恐れがあるので避けよう。
脱ぎ着しやすい服装
ハウスの中は温度を保つために暖かく、天気の良い日は汗だくになることも。脱ぎ着しやすい服装で、女性はスカートよりズボン、バッグは両手が空く肩掛けなどにするのがオススメ。
トイレを済ませておこう
いちごは90%が水分。たくさん食べるとトイレに行きたくなるので先にトイレは済ませておこう。
美味しいいちごを探すコツとルール
ハウスに入ってすぐ、いちごを食べたい!そのはやる気持ちをぐっと抑えて吟味しよう。農園での食べ放題はだいたい30分だが、思いのほかすぐにお腹いっぱいになるので慌てずベストないちごを探そう。それでは美味しいいちごを探すコツやルールをご紹介。
完熟を探すのがいちご狩りの醍醐味!
買ってきたいちごが、真っ赤なのに甘くない...という経験がある人もいるのでは?実はいちごは追熟しないのだ。追熟とは収穫後に一定期間置くことで、甘さを増したり、果肉がやわらかくなったりさせることで、いちごは収穫後に常温であれば赤くなるが、甘みは増さない。ということは...逆に収穫前は赤いほど甘い!
・色が鮮やか
・しっかりとしたつぶつぶ
・小粒でも真っ赤ないちごは甘い
・香りの強いもの
・へたに近い部分まで赤い(白くない)
・ひび割れがある(ヘタの付近)
ひび割れは見た目には良くないが、糖分がたまり過ぎると自然にできるそう。(※他の理由によって裂けることもある)
何粒くらい食べられる?
大人でも多くて30~40粒くらい。ただし食べ放題と言っても食べ比べ競争ではないので、ちょっとかじってポイっでは、大切に育てた農家の方に失礼。きれいに食べた上でお腹いっぱい頂こう。
いろいろな種類を楽しもう
複数の品種を育てている農園では、せっかくなので全種類楽しみたい。大きいいちごに走りがちだが、小さくても真っ赤ないちごは甘いのでお腹のペース配分を考えて少しずつ攻めるのもアリ。
いちごは洗うの?
いちごは洗うと水っぽくなってしまい味が落ちるそう。もちろんそのまま食べられるように育てられているので、そのまま食べるのが美味しいとのこと。農園によっては紙コップなどに入れた水をくれるので、気になる方はさっと洗って食べよう。
美味しく食べるコツ
いちごは尖った先端の方が糖度が高く、特に大きいいちごは、先にヘタを取って、ヘタ側から食べると最後まで美味しく食べられる。
コンデンスミルクを使って
甘いコンデンスミルク(練乳)につけたいちごも美味しいが、まずはいちごそのものの甘さを味わいたいところ。少しお腹がいっぱいになってきた頃に、コンデンスミルクをつけていちごの味を変えて楽しむのがオススメ。
持ち帰りはNG
ハウスの中では食べ放題だが、無断でいちごを持ち帰るのは厳禁!受付などに売っているいちごを買って帰ろう。
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