2012.09.14
東京スカイツリー人気が波及し、今、日本各地の展望スポットに注目が集まっている。特に東京は、スカイツリーに引けをとらない眺望があちこちに。高さだけじゃない、展望スポットの多彩な魅力をご覧あれ! (トップ画像:東京シティビュー)
大人気! 超メジャー級展望スポット
進化を続ける東京のシンボル 「東京タワー」
最初にご紹介するのは、やはりこちら! 半世紀前から、東京のシンボルとして親しまれている東京タワー。
高さ150m(大展望台)&250m(特別展望台)からの絶景もさることながら、何と言っても、眺望を楽しむための多彩な仕掛けが魅力。床の一部がガラス張りになった「ルックダウンウィンドウ」や、夜景を引き立てる音楽ライブが人気の「Club333」など、お楽しみ要素が満載。年に数回行われるイルミネーションイベントも大盛況だ。一度は登っておきたいタワーから、訪れるたびに新しい魅力に出会えるスポットへと進化を遂げている。
東京タワー 展望台
東京都港区芝公園4-2-8 電話:03-3433-5111 営業:大展望台9:00~22:00(最終入場21:45) 特別展望台9:00~21:30(最終入場21:00)※特別展望台はタワー改修工事につき、左記の営業時間に短縮中。来年以降は9:00~22:00(最終入場21:30)の通常営業に戻る予定。
http://www.tokyotower.co.jp/
絶景を無料で楽しむ 「東京都庁 展望室」
東京都庁の展望室は、国内外からの見物客でにぎわう人気スポット。新宿副都心の超高層ビル群が目の前に迫り、その向こうに東京の街並みが広がる。空気が澄んだ日には、富士山の美しい稜線が見えることも。そんな地上202mからの絶景を無料で楽しめるのが最大の魅力だ。
都庁には南北二つの棟があり、それぞれに展望室がある。23時までオープンしている北展望室には、カフェバーも併設。カクテルやイタリア料理を楽しみながら、星を散りばめたような夜景に酔ってみては?
※2013年11月下旬まで、改修工事につき展望台専用エレベーターの運行台数を制限。混雑時には入場制限が行われることも。
東京都庁 展望室
東京都新宿区西新宿2-8-1 電話:03-5320-7890(平日10:00~17:00) 営業:北展望室9:30~23:00(最終入場22:30) 南展望室9:30~17:30(最終入場17:00)※北展望室が休みの日は~23:00(最終入場22:30)
http://www.yokoso.metro.tokyo.jp/
高さもエンタメ要素もバッチリな万能型
天空を散歩するような開放感 「東京シティビュー」
六本木ヒルズにそびえる森タワーの展望台。高さは地上238m。一面ガラス張りの回廊は抜群の開放感で、まるで天空を散歩しているよう。都心の中央に位置するため、これぞ東京!という風景が360度広がるのもうれしい。本格イタリア料理が味わえる「レストラン マドラウンジ」で、贅沢な夜景鑑賞に浸ることも。
屋上にはオープンエアの展望台としては日本一の高さを誇る「スカイデッキ」が。ディズニーキャラクターのオブジェが大集合する「スカイ・ドリーム・ショップ&デッキ(2012年12月25日まで)」が開催されるなど、六本木ヒルズらしい華やかなイベントにも注目だ。
東京シティビュー
東京都港区六本木6-10-1 電話:03-6406-6652 営業:平日・休日10:00~23:00(最終入場22:30)金・土・休前日10:00~25:00(最終入場24:00) スカイデッキは全日22:00まで(最終入場21:30)※12月26日以降は20:00まで(最終入場19:30) 荒天時は閉鎖
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/
眼下に広がる圧倒的な見晴らし 「サンシャイン60展望台」
池袋のランドマーク、サンシャイン60の展望台は、地上221m。視線をさえぎる高層ビルが周囲にないため、眼下には東京の街並みが圧倒的な見晴らしで広がる。天気が良ければ富士山や秩父連山といった大自然の景色を望むことも。
窓際ぎりぎりから真下を見下ろせるスペースや、幻想的な専用エレベーターなど、エンタメ要素も充実。サンシャインシティには、展望台のほかにも水族館やテーマパーク、ショッピングセンターなどが軒を連ね、1日たっぷりと楽しめる。
サンシャイン60展望台
東京都豊島区東池袋3-1 電話:03-3989-3457 営業:10:00~21:30(最終入場21:00)
http://www.sunshinecity.co.jp/
展望マニア必見?! 穴場&個性派スポット
見どころ満載の穴場スポット 「シーサイドトップ」
浜松町駅前の世界貿易センタービルディングにある、地上152メートルの展望台。展望&夜景マニアの間では、東京タワーが美しく見えることで有名だが、見どころはほかにもたくさん。例えば、東京スカイツリーやお台場など、東京の観光スポットが一望できるため、名所を指さしながら思い出話に花を咲かせる観光客も多いとか。
足元には日本庭園や寺社仏閣も多く、それらと近代的なビルのコントラストという東京ならではの風景も見もの。真下を新幹線やモノレール、高速道路が通り、海には船、空には飛行機が見えるため、鉄道をはじめとした乗り物ファンからも人気が高い。
シーサイドトップ
東京都港区浜松町2-4-1 電話:03-6406-6652 営業:10:00~20:30(最終入場20:00)
http://www.wtcbldg.co.jp/wtcb/facility/seaside/
近未来デザインの個性派展望台 「はちたま」
日本を代表するテレビ局、フジテレビ本社の展望室「はちたま」は、お台場屈指の観光スポット。こちらは外観も見どころ。近未来的な球体展望室に、登る前からテンションが上がるはず。地上123メートルの展望台の眼下にはレインボーブリッジや臨海副都心の街並みが広がり、さらに東京タワーを中心とした都心の風景を東京湾越しに眺めることができる。
「はちたま」は単なる展望スポットではなく、イベントの舞台になることも。人気アイドルのライブや、大型スクリーンでのアニメ上映など、フジテレビの番組や映画にちなんだイベントは大人気。ぜひチェックを!
球体展望室「はちたま」
東京都港区台場2-4-8 電話:0120-993-188 営業:10:00~18:00(最終入場17:30)定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
http://www.fujitv.co.jp/