2011.12.24
都内屈指の観光スポット、浅草。最近では、世界一の高さを誇るタワー「東京スカイツリー」(※)がよく見える場所として、国内から、さらなる熱い視線を集めている。そんな話題の町から、日本人ファンの多い“本当に使える”逸品をピックアップ! (トップ画像:犬印鞄製作所) ※2012年5月22日オープン予定。2011年12月現在、すでに完成時の高さ634m(自立式電波塔として世界一)に達している。
旬な観光スポット、浅草で話題の店とは......?!
オトナのファンが多いのは、"帆布の鞄店"
1300年以上の歴史を持つ浅草寺を中心に、観光地として栄えている浅草。町には、観光用の人力車が走り、着物、かんざし、和紙や和雑貨などを売る土産品店がひしめいている。また、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどの日本食を食べたり、東京の新名所「東京スカイツリー」を眺めたりと、町の楽しみ方は無限大だ。
そんな浅草で、「よりハイセンスなものをお土産にしたい!」という人におすすめなのが、今回紹介する3つの店。国内では現在、「東京スカイツリー」に近い町として、浅草を特集するガイド本が続々リリースされているが、紹介するのは、それらのメディアに取り上げられることの多い、名店ばかりだ。
各店に共通しているのは、伝統のなかにモダンなアレンジを加えていることと、実用性の高い製品。ジャパン・アートをもっと身近に取り入れたいという人は、ぜひ注目を!
まず紹介するのは、国内のファッション誌などで幾度となく取り上げられている「犬印鞄製作所」だ。こちらの特徴は、1953年の創業時から変わらぬ、帆布を使った鞄づくり。浅草の工房で、職人がひとつひとつ作った鞄は、使い込むほどによくなじみ、帆布ならではの味が出てくるという。同店によれば、「傷んだ箇所を修理すれば、10年以上使えます。うちの鞄は、派手さはないけれど、丈夫で使いやすい。時代に左右されないものを作っています」とのこと。
客層は、"ものの良さ"がわかる30〜40代が中心で、リピーターも多いという。最近では、地方はもちろん、海外から買いにくる人もいるほどの知名度とか!
人気のトートバッグは、5サイズ、11色で展開しており、価格は4,725円から。これだけのバリエーションがあれば、きっとお気に入りが見つかるはず......!
また、購入する鞄には、名前を刺繍したり、木札の裏に名前を彫ってもらうことができるので、より鞄に愛着を持てそう! ギフトとしても、気が利いていて◎。ロゴマークや木札などから、ほのかな和の香りを感じられるのも、土産品として高ポイントだ。
新しいものを積極的に取り入れているという同店には、帆布鞄のほか、ハリスツイードの布地を使ったバッグ(9,975円など)や、HELLO KITTYとコラボしたバッグ(6,300円など)もそろっている。
質実剛健な定番デザインと流行を取り入れたオリジナル商品、どちらも、デイリーに使いたくなること間違いなし! 浅草観光の思い出をいつまでも身近に残したい人にこそ、手にして欲しいアイテムだ。
"江戸切子"は、幅広い世代に人気!
色のついたグラスを削ることで図柄を描き出す、江戸切子。江戸時代後期に江戸で生まれ、今なお愛され続けている伝統工芸品だ。そんな江戸切子の職人、尾島英治さんが営むのが、浅草の有名店「おじま」。
尾島さんによれば、東北などの遠い地域からも、幅広い年代の人が店に買いに訪れるという。一般的に高級品とされている江戸切子だが、ここには2,000円代から8万円以上まで、幅広い価格帯の盃やグラスがそろっている。繊細なデザインはもちろん、予算に合わせて購入しやすいのも人気の秘密! 自分用に、来客用に、贈答品として......と、ざまざまな用途で楽しみたい逸品だ。
女性に好まれる、モダンな"手ぬぐい"
浅草には、手ぬぐいや風呂敷を扱う店が多数ある。そのなかでも、人気を集めているのが「染の安坊」だ。現代的なオリジナルデザインや鮮やかな発色は、染め物工場を母体に持つ専門店だからこそ。
また同店によれば、女性からの支持が高いのは、デザイン性だけでなく、綿100%ならではの使い勝手の良さにもあるという。「吸水速乾性に優れており、毛羽立ちが少ないんです。そのため、食器をふいたり、みがくのにぴったり。折り畳んで鍋敷きに、ランチョンマットにと、工夫次第で色々な使い方もできますよ」と同店。便利でアートな手ぬぐい、あなたの生活にも、ぜひ取り入れてみて!
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