山頂まで登らなければ、富士山の魅力は味わえない?
いいえ、そんなことはありません。
ここでは、イチオシ観光スポット
「富士スバルライン五合目」をご紹介します。
「富士スバルライン五合目」は天地の境
富士登山のルートは4つ。なかでも初心者向け&ポピュラーなのが、首都圏からアクセスしやすい吉田ルート。この登山道のスタート地点にあたるのが、「富士スバルライン五合目」だ。森林限界線に位置するため、「天地の境」とも呼ばれる場所で、みどころ盛りだくさん! 都心から直行バスが出ており、便利にアクセスできるのもポイントだ。
中腹ならではの眺望
山頂仰ぎ見
五合目にいるからこそ楽しめるのが、コレ。富士山を足元に感じながら、間近に仰ぎ見る山頂は大迫力! 天候に恵まれれば、さまざまな場所から眺めることができる。
日本の大自然
五合目といえども、標高は2305m。空気の澄んだ日には、周辺にある河口湖などはもちろん、日本の主要な山脈である南アルプスと北アルプスまでが望める。起伏に富んだ日本の地形を、自分の目で確かめてみて。雲の多い日は、雲海を見下ろせる可能性も。
夕景・夜景
「富士スバルライン五合目」への道路「富士スバルライン」は、夏期のみ24時間営業(マイカー規制あり)。宿泊施設もあるので、登山初心者も夜間滞在がしやすい。雲の少ない日なら、眼下に広がるドラマティックな有形や夜景を眺めることができる。
ご来光
山頂まで登らずとも、ご来光は堪能可能! 夏期は、4時台後半から5時半頃が、五合目の日の出時刻。夏の間は、6時台からオープンしている店もあるので、鑑賞後の過ごし方もいろいろ。
楽しみ方が豊富
天空のトレイル「御中道」
「御中道」は、「富士スバルライン五合目」を通り、富士山中腹をめぐるトレッキングコース。昔は、富士山を三度登頂した者だけが許される「最上級の修験道」といわれていたとか。
見どころは、道沿いにある「御庭」と「奥庭自然公園」。「御庭」では、庭園のように美しい、自然が生み出した景観が楽しめる。「奥庭自然公園」は、別名「天狗の庭」と呼ばれる場所。天狗が舞い降りると言い伝えられる天狗岩と鳥居があり、富士山の神秘性を感じることができる。
パワースポット「小御嶽神社」
土産店のならびに入り口がある「小御嶽神社」は、山頂にある「富士山本宮浅間大社奥宮」に祀られた女神「木花咲耶姫」の姉が主祭神。大天狗・小天狗を祀った社もあり、信仰の地として栄えた富士山の姿をかいまみることができる。おみやげにぴったりな、お守りの販売も。また、神社の横に設置された展望台は、麓の山中湖や山頂、日の出を望められる絶景スポット!
五合目のお土産&グルメ
「富士スバルライン五合目」は、登山道のなかで、もっとも多くの施設が集まる場所。
ココならではのグルメはもちろん、個性豊かなおみやげ品もそろっている。
富士山型メロンパンは、行列ができるほどの人気。溶岩はココアパウダー、雪はパウダーシュガー。おみやげ用のボックス入りもアリ。
富士山メロンパン250円(A)
富士山のある山梨県の名物 ほうとうは、小麦を薄くのばした麺料理。温かな郷土の味を、じっくり味わって。
きのこほうとう850円(B)
お弁当だって、富士山型!登ったからには1度は見たいご来光をデザインして、フリカケごはん、フライ、煮物、漬け物などが入っている。
山弁(ご来光)1575円(A)
富士山のある富士吉田市は、うどんでも有名。「吉田うどん」の特徴は、硬くてコシのある麺。おいしい水と伝統が育んだ味を、ご堪能あれ。
吉田のうどん750円(B)
山の澄んだ空気をお持ち帰りしてみては?!富士山頂の空気を採取して封入した、ユニークな缶詰。
富士山頂の空気 1,000円(A)
おみやげに喜ばれそうな、キュートな富士山型クッキー! バニラ、抹茶、ショコラ、ストロベリー、紅茶の5味アリ。
フジヤマクッキー 3枚入り 420円~(B)
パッケージは、登山時の足元をサポートする、昔ながらの金剛杖がモチーフ。なかには、細長ーいようかん入り。
杖ようかん 750円(A)
富士箱根山系の天然水を使用した、オーガニックビール。飲みごたえのあるヴァイツェンは、ビール好きにオススメ。
富士山村地ビール650円(A)
ACCESS DATA
- (A)五合園レストハウス
- 電話:0555-72-1251 営業:3月下旬~12月上旬営業、9時~17時(4月は6~18時、5~11月中旬は3~18時、7~8月は3~21時)
- http://www.fujisan5.jp/index.html
- 英語・中国語・韓国語の案内板・パンフレットあり。
- (B)富士急雲上閣
- 電話:0555-72-1355 営業:4月1日~11月30日営業、春・秋は9~17時、夏は6~23時
- http://www.fujikyu.co.jp/unjyokaku/