2012.07.20
和装のなかでも手軽に着られて、花火大会や夏祭りにぴったり!そんな風情溢れる夏の装い、浴衣を特集。今年こそ着てみたいという人に、耳寄りな情報をお届けします。
(トップ画像:東武百貨店 池袋店)
2012年の流行は、オーソドックスな和デザイン
都内で浴衣を探すなら、まず訪れたいのが、テイスト・品数ともに豊富にそろう百貨店だ。なかでも「東武百貨店 池袋店」は、女性用のみで300枚以上の浴衣を扱っており、都内トップレベルの品ぞろえ!まずは、そんな「東武百貨店 池袋店」に、2012年の流行と浴衣の豆知識を伺おう。
取材に答えてくれたのは、呉服・和装雑貨のバイヤーを担当する、栗原華世さん。ずばり、今年の流行は......?!
「トレンドカラーは、紺や黒。古くから浴衣には紺色のものが多く、昔は藍で紺に染められていました。藍染めの布には、虫除け効果があるので、夏の衣類にぴったりだったんですよ。帯の色でアクセントを加え、大人かわいく着こなすのがオススメです」。
さらに、柄も古風で和なモチーフのものが多いのも、この夏の特徴とか。 「当店で推しているのは、和花のモチーフです。和装の場合、桜以外の草花は季節を先取りするのがお洒落とされています。そのため、夏の浴衣には、なでしこなどの秋の花が多く描かれているんですよ。また今年は、金魚の絵柄も多く出ていますね」。
要注目のベーシックなカラーや和のモチーフには、年齢や流行に左右されず、長く着ることができるというメリットも。今年の夏は、トレンドを取り入れつつ、長く愛用できる一着を見つけるチャンスかも!!
「東武百貨店 池袋店」
オススメ浴衣Collection
東武百貨店 池袋店(呉服売り場は7階)
東京都豊島区西池袋1-1-25 電話:03-3981-2211 営業:10時〜20時
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/
※上記営業時間は、7階フロアのもの。フロアにより営業時間が異なるので、他フロアはHPで確認を。
※浴衣は8月9日までの取り扱い
洋服感覚で着こなす! レトロモダンな浴衣
古典的な浴衣のほか、日本女子に高い人気を誇るのが、レトロモダンなデザイン。今回取材に訪れた「ふりふ」は、そんな人気のデザインがそろう和装店の代表格。「ふりふ渋谷店」店長の岡本望さんにお話を伺うと......。
「『ふりふ』の浴衣は、大正の香り漂うモチーフをポップで現代的にアレンジしたデザイン。一見個性的ですが、洋服に近いデザインも多いので、実は、浴衣ビギナーの方でも着こなしやすいんですよ」。
また、さまざまな発想でコーディネートを楽しめるのも、モダン浴衣の魅力。人とは違った浴衣が楽しみたい人はもちろん、洋服感覚で気軽&自由に浴衣を楽しみたい人も、モダン浴衣に注目してみて!
「ふりふ 渋谷店」
浴衣&着こなしCollection
※1 帯を固定する際に使う紐のこと。 ※2 帯び締めに付ける飾りのこと。
ふりふ渋谷店
渋谷区宇田川町15-1 パルコpart1 電話:03-3464-5159(直通) 営業:10時〜21時
http://www.furifu.com/
http://www.parco-shibuya.com/page/
※浴衣は8月末までの取り扱い
ビギナーにうれしい! プチプラ浴衣
手軽に浴衣を楽しみたい人にオススメなのが、全国で1,200店舗以上を展開する「ファッションセンターしまむら」。レディースTシャツ500円からという手頃な価格がウリの同店だけあって、浴衣も、浴衣・帯・下駄がセットで2,900円からと超低価格!
同店によれば、「今年は、流行を意識して紺や白のベーシックな布地に、レトロな絵柄の浴衣をそろえています。毎年トレンドの浴衣を手に入れたい方にも、うれしい価格帯です。さらに、セットの帯は作り帯なので、浴衣初心者でも便利に着付けることができますよ」とのこと。
こんなにお財布にやさしい価格で流行の浴衣が手に入るなら、今年こそ、浴衣デビューしない手はないかも?!
「ファッションセンターしまむら」
浴衣セットCollection
ファッションセンターしまむら アクアシティお台場
東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場 4階 電話:048-652-2111(本社代表) 営業:11〜21時
http://www.shimamura.gr.jp/
http://www.aquacity.jp/
※浴衣は8月中旬頃までの取り扱い
※施設・各ショップの取り扱い商品、価格、サービスなどは変わることがあります。